1・お手入れ
樹液をとり、油を塗りさびを防いでください。合わせの部分(摩擦面)とボルト、バネ穴に注油してください。
潤滑油は、摩耗とガタつきを防ぎます。
2.ネジの調整
ナットと受け刃のネジ穴、ボルトの外ネジにより、ダブル・ナット方式で、受刃とボルトを固定しています。
調整には、バイス(万力)やメガネレンチなどの専用道具と微妙な「コツ」が必要です。
ご家庭では分解しないでくださ。
3.研ぎ方
ハンディタイプの砥石で、切刃の表面のはまぐり状の刃の刃先部分を二段に研いでください。
刃が付いたら、次に刃の裏面からの返し研ぎ(面取り)を行ってください。
切刃と受刃の咬み合いによる切刃の刃こぼれを防ぐためです。
切刃と受刃の裏面は、凹面になっています。裏面に砥石を当てて研いだ場合には、凹面が失われ、凸面になり
刃と刃が接触せず、切れなくなります。
切刃の裏面は面取りのみ行ってください。